2012年8月10日金曜日

Lesson9:) fair-公平な

Hi long time no see. It's been a while since I've last updated this blog.

私は日頃から「フェアー」とか「フェアープレーである」という言葉をよく使うのですが、
考えてみたら、私が育ったオーストラリアの中核となるのが、fairという概念です。
自分の口癖がそこから来ていたことに今頃気づきまして。

オーストラリアでは誰にでも平等に成功する機会が与えられているのです。

歴史をたどると・・・新天地オーストラリアでの豊かな生活を求めてやってきた初期の移民たち。
彼らの多くは貧しい下層階級の出身であったため、彼らがヨーロッパ本国のしがらみから解放され、新天地に家柄、階級、人種などで差別されることもないfairな社会を作ろうとしたのも当然のことでしょう。

fair goというオーストラリア独特の表現があります。
fair go mate!(フェアーにやろうぜ!)のように公平さをアピールするときに使われます。
また日常会話ではfair enoughという表現もよく使います。
「まぁそれならいいよ」=「了解」の意向を表すときに使われます。
こっちにもメリット有りでなにかお願いをされたら、Fair enough, I'll do it.のように。

日本人の感覚では「了解」の意味でfairという言葉を持ち出すのは大げさな気もしますが、
オーストラリアでは「fair だと思わなければ同意しない」と言ってもいいくらい、
「公平であること」に対する思い入れが強いのです。

ケンカするときにケンカする。話し合う時に十分話し合う。必要であれば再度話し合う時間を取る。関係ないときに蒸し返すのは It's not fair!だと思っています。


Thanks, take care:)